手染め

花草紡ぎの彩りは、無名の染織家たちによって織り成す、
白いキャンパスに描かれた油絵のような色彩です。
「花草紡ぎ」の布地は、糸の段階で染め上げる「先染め」です。多いもので10色以上の染色をします。 縦糸と横糸が織り成す模様で、布地のデザインによって配置を計算して染め上げます。 経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、平織りで最もシンプルな織物です。 できあがった模様は左右対称になります。そのため、糸の配置を精密に計算・設計・作業しなければならいため、 職人の高い技術に依る手法で手工芸品です。

心が「ほっ」となごむ草木染め
自然の色は、ありのままだから、やさしく包んでくれる。

 草木染めの色を身に付けると何故か自然とやさしくなれます。 心が「ほっ」となごみます。自然の色は、ありのままだから、やさしさで包んでくれるのかもしれませんね。 草木染めの色は、私たちも自然の一員であることを無意識のうちに教えてくれているのかもしれません。 植物の数だけ色があると聞いたことがあります。
天然染料は、色素の含有量が一定していないそうです。 また、単一の色素のみを持つことも少ないので、同じ色を出すのは、ほぼ不可能と言われています。 また、天然染料は、色素をもっていても合成染料のように多量にふくんでいるわけではないので、 濃い色に染めるには手間がかかります。

何回も何回も染めることによって深く染め上げられます。 また、染料自体の採取時期による色の違いや、季節による染色の向き不向きがあります。 その時期にしか採取できない植物もあります。1回染め上げる度に水洗いをして乾燥させます。 その工程を何回も繰り返しますので、気が遠くなるような果てしない作業の連続です。

糸を単色だけで染め上げるだけではなく、束ねて縛ったところだけ染め上がらない単純な技法だけど、 手間が掛かる絞り染めや濃淡を利用してグラデーションに染め上げることも「花草紡ぎ」の特徴です。

 発酵させて染め上げるものとしては、藍染が有名ですね。その他にもエボニーフルーツがあります。 3年間の長い間、発酵させて熟成させます。もちろん、発酵させるので強烈な異臭を放っています。

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